20代後半は女子ではない

都内勤務OLの日常と所感など

20代後半は女子ではない

恋に仕事に友情に大忙し。

「僕のモノにならないなら君はもういらないんだよ」

今日も1日おつかれさまです。


大学時代のいつめんで、サークルが一緒だった女の子が結婚することになりました。

式の日程も決まってて、当然晴れ姿を見に行くに決まってるんですが、友達に「○○君もいるけど平気?」と聞かれて。ふと思い出しました。


★回想はじめ★


その○○君は1年半ほど付き合って旅行の帰りによく分からない理由で振られた人で、社会人に入ってすぐ別れました。

多分ですが、彼はわたしが初めての彼女だったので、もっと色々経験したかったんだろうなとその時は思いました。


振られた後、向こうから振ったくせに借りたいものを返したいから会わないかと言われ、郵送じゃだめなのか聞いたら直接がいいと言われ、仕方なく会うことになり。

こちらは乗り気じゃなかったし物を返してもらってすぐに帰ろうとしたのですが、カフェでも寄っていかないかと言われ、カフェでお茶と、ケーキ半分こしました。

カフェ自体は和やかに話すことができたし、1日使ったけどまぁいいかと思っていたのですが。

向こうが誘ってきたんだし、当然お会計は向こう持ち、もしくは若干多く出すかなと思いきや、先に何故か合計より少ない金額を出してきました。


当時の自分としては、なんでこの人のために時間使って、かつお金まで多く出さなきゃいけないのかとすごくイラついたんですよね。

頼んだ飲み物も向こうの方が高い。せめて自分の分くらいまともに出せよと(笑)

社会人になりたてで休日も仕事してたくらいなので、タイムイズマネーの感覚が一番凄かった時期だったのもありまして。

バイバイする前に改札で、お金のことには触れず、少し嫌味を言ったら大げんかになりました。まぁ当たり前ですよね。


でも、なんか悔しかったんですよね。

振った女と良い関係に戻りたいなんてムシが良すぎる話。振った側が良い関係性なんて求めてはいけない。それは振られた側が決めること。

もうこの人とは2度と会うこともないし、自分の気持ちを断ち切るためにも、向こうへの教訓としても、あえて悪者になりきりました。

そしたら全SNSブロックされましたけど(笑)、とことん嫌われてやろうって思ったのです。

彼からしたらお金のことなんて全く意識せずやった事だろうし、共通の友達にはなんだあいつって言われたと思います。

まぁ、共通の友達と言っても向こうの方が仲良い友達群だったので、わたしはもう会う事もないし、言わせとけって思ったんですけどね。


★回想ここまで★


別に全く未練もないし会話する事も私的にはしたくないし、二次会でくじ引きでグループ一緒…とかなければ目があうこともないでしょう。

それに新郎新婦も配慮してくれると思うのです。わざわざ気にさせちゃったみたいで申し訳なかったな、彼らの式なんだから、私情を挟むこと自体が間違いなのです。


それにしても最近の元彼運!半端ないっす!

今の彼氏とうまくいってないオーラが会わない人にも伝わるのでしょうか。

SNSに投稿してるわけでもないし、自分から何も言ってないのに何故かみんな、このタイミングで誘ってくれる人多いし(笑)ヒーロー達かよという。

本当に仲良くしてくれる友人達には頭が上がりません。一生続けていきたいし、彼らが困った時には真っ先に駆けつけたい。


友達の大事さも、自分が頼る時ばかり気付いてちゃだめですね。でも彼だけじゃなく、色んな人と時間を共有することの大事さも、距離を置いて時間ができたから気付いたこと。

そういう意味では、どんな結果になったとしても、彼に感謝したいところです。


距離を置く意味についてネット上で調べたら、別れたいからその間に熱を冷ますパターンと自然消滅を狙うパターンがあるようで。

どんなに悪く捉えても、会社が同じ限り自然消滅はないはずだし、別れる寸前まで気持ちがいったけど、すぐ別れを選択せずに時間の解決をはかったのかもしれないし、自身も落ち着いて今後のこと考えようとしたのかもしれません。

なので、結果的に別れることになったとしても、距離を置いている期間別れずにわたしに託してくれた彼に感謝すべきだと、最近思いました。

それに悪いことばかりじゃないしね。わたしはその間成長できた。少しだけ大人になった。


このまま喧嘩が絶えずに、でも好きだからって理由で結婚したとして、結婚後に距離を置くなんて不可能だし、わたしも今のままじゃ結婚はないと思いながらズルズル付き合っていたので、良い機会になりました。

まだ気の早い話だけど、もう一度彼と元の関係性に戻ることになったら、今度こそ本当に、この先ずっとの事、一緒にお話ししたいな。

「適齢期に付き合ったからその人と結婚した」ではなく、「この人となら辛い毎日でも乗り越えられる」って思えるように。


恋人がずっとそばにいてくれるって甘えてた部分があったので、それは直します。

わたしは本来1人でも生きていける自立した人間なんだと気付いたし。

恋人はあくまで日常に彩りをそえるプラスαの存在で、中心ではない。自分の人生をもっと楽しもうと思いました。