20代後半は女子ではない

都内勤務OLの日常と所感など

20代後半は女子ではない

恋に仕事に友情に大忙し。

生きる意味と死ぬ理由

死ぬ理由なんて特にない。死ぬのに割く労力が面倒くさい。痛いのやだし。

ただ、死ぬほどではないけどもうしんどい、やめてしまいたい、逃げたい、今すぐ死んでも構わないと思うことはたくさんある。

生きること、に対しての執着がない。


例えばわたしに配偶者ができたら。子供が産まれたら。守るべき家族があったら。

例えばわたしがそれこそ死ぬほど彼氏に依存していたら。彼氏がわたしに依存していたら。

例えば心揺さぶれる趣味があったら。どうしても続きが気になる漫画があったら。

例えば一週間後に死ぬと宣告されたら。

なにか変わっていたのかもしれない。けど今は何も該当しない。


ただ退屈な日々を過ごし、適度に依存し、仕事で疲れて寝食のためだけに家に帰る。

別に飛び抜けて可愛い顔でもない。才能もない。貯金はしてるけど使い道はない。給料がいいわけでもない。彼氏との結婚もまだ先。実家は通勤するには遠い。若いって言える年齢でもなくなってきた。趣味はあるけど何かの糧にはならない。


わたしは、何が楽しくて、生きてるんだろう。 


そりゃね、みんな楽しく毎日過ごすわけじゃないと思うよ、

仕事はつらいけど帰ったら明るい家庭が待っている人。友達と遊ぶのを生き甲斐にしてる人。食べる事に心血を注ぐ人。趣味で充実してる人。

嫌なことがある分だけ、みんなきっと別の部分で補給してる。わたしにはそーゆーのがない。

死ぬほど辛いこともない。特に何もない。


何にも情熱を注げず、楽しいことも辛いこともそこそこに、物語の主役になれない自分は、じゃあ一体何者なんだろう。

自分の物語ですら、自分を主人公にすることができない。いつか死ぬ、その時のために今を生きている。

ただじっと、いつまで続くか分からない人生を、何の目的もなく、こんな感じで疑問に思いながら、過ごす。


そんな事、思ってる人たくさんいるよって彼氏に言われた。

「いつか理由が見つかる」と思ってる側の人間には、ずっと見つからない恐怖を抱いている側の人間の気持ちが分からない。

昨日は夜遅くまで電話に付き合ってもらった。けど結局は、思ったより軽く考えてるように見られてるということなのかもしれない。


悩みなんて人それぞれだよね。

今朝は仕事行くのしんどくていつもより遅くなった。ストレスではないけど、身体がついていかないなぁ。